コラム
ソーラーパネル設置の屋上における防水改修工事|施工風景動画
世界中でカーボンニュートラルへの意識が高まり、日本でも東京都で“設置義務化”などが話題となったばかりの『太陽光発電』関する話題です。
太陽光発電設備と“雨漏り”が、密接な関係性にあることについてご存じでしょうか。
建物における太陽光発電設備のトラブルで、最も多いとされているのが“雨漏り”なのです。
設置のコスト、寿命や発電量のことに目がいってしまいがちですが、案外「屋上防水のメンテナンス」を侮るリスクは高いといえるでしょう。
今回は、「ソーラーパネル設置の屋上における防水改修工事」というタイムリーな事例をご紹介します。
ノボタン防水システム工事概要
施工
施工会社:工藤建設株式会社
施工場所:神奈川県横浜市内
建物築年数:12年
施工:2022年5月
現状:既存アスファルト防水層に太陽光発電ソーラーパネル設置
既存防水層の劣化に伴い最上階の室内の一部に漏水発生
工事の流れ
① 既存太陽光ソーラーパネル一時撤去及び、屋上屋根のスペースに一時仮置き(電気設備工事会社による)
② 既存アスファルト防水層の上に、直接ノボタン防水シートを接着併用機械固定工法で、施工、既存ソーラーパネル架台基礎(300×600×150、300×300×150)は、ノボタン防水成形役物を設置
③ ノボタン防水工事すべて完了後、ソーラーパネルを復旧(電気設備工事会社による)
施工風景動画
(工具の音が聞こえますので、周囲の環境にご注意ください)
ノボタン防水のメリット
ランニングコストを低減!
●長期30年防水保証の為、防水シートを約12年おきに取り換える必要がない。
●太陽光発電設備をすべて撤去することなく、防水改修工事を施工できる。
●新築時にノボタン防水シートを設置すれば、太陽光発電設備とともに、30年間設置可能
ポイント!
ノボタン防水シートの耐久性は30年以上(実績では約50年)ですから、太陽光発電設備の耐久性20年~30年をカバーします。
さいごに
最近、太陽光発電設備に係る屋上防水のご質問が増えています。
太陽光発電設備を設置する業者様は、防水についての専門家ではありません。設置や、メンテナンスに関して、不安なことがありましたらお問合せ下さい。
業者様と連携し、最適な施工プランをご提案させていただきます。