コラム
ノボタン・ジャパンの防水一体成形シート
今回は、強度が自慢の『防水一体成形シート』についてご案内させていただきます。
一般的に屋根の防水製品は
「定形シート」 (シートの幅、長さ、厚みが一定に工場加工された製品)
「不定形シート」 (塗膜防水のように形や防水層の厚みが定まっていない現場施工で形成される製品)
の大きく二つに分かれます。
それぞれにメリット、デメリットがあります。
「定形シート」は、設備機器の架台やその他の障害物が比較的少ない屋根向け。
一定の形に加工された防水シートを1枚1枚貼り合わせて防水層を形成します。
「不定形シート」は、障害物が多い屋根にも対応可能。
液体を流し込んで、塗膜防水を形成することができる塗膜系の防水です。
ノボタン・ジャパンの防水シートは、「定形シート」の部類に属します。
シートの幅と厚みが一定で、長さはオーダーメイド加工となっており、最大の長さは500mです。
施工は、現場で防水シートを一枚一枚貼り合わせる方法。
防水シートのつなぎ目は接着剤を使用せず、熱融着で接合する為、強度の高い一体化された防水シートとなるのが特徴となっています。
もう一つ、日本国内では絶対に見られない「一体成形シート」をご紹介します。
この「一体成形シート」は、ノボタン防水シートを予め屋根の形に合わせて、工場で一枚一枚熱融着して加工したものです。
ドイツでは、なんと最大900㎡の「一体成形シート」を製作した実績があります。
ノボタンの「一体成形シート」の特徴は、工場生産の為、高品質である事、工期短縮が可能になる事などがあげられます。
さらに、天然ゴムに最も近い合成ゴムEPDMを使用している為、強度に大変優れた防水材で、植物(地下茎を有する植物以外)の根を通しません。
ですから、屋上緑化の防水に最適です。
日本国内では、埼玉県の株式会社M工場、愛知県のH工業株式会社、株式会社A本社ビルで、屋上緑化の防水層として採用されました。
例えば、精密機器を扱う工場屋根や、屋根防水改修工事が必要な大きな建造物、屋上緑化したい建造物などに、是非ノボタン・ジャパンの「一体成形シート」をご用命ください。