コラム
屋上緑化のメンテナンス 4月に確認してほしいことはこれです!
今回のコラムでは、すでに屋上緑化(特に「粗放緑化」)されている建物をお持ちの方向けで、
「放置しておくと、防水層を突き抜け建物の漏水を引き起こす雑草「チガヤ」の駆除は、4月が最適!」
というお話です。
「チガヤ」の生態
みなさんは「チガヤ」という植物(雑草)をご存知でしょうか
イネ科の植物で細い葉を一面に立てた群落を作り、白い穂を出す古くからある雑草です。
「チガヤ」の種子は綿毛が付いていて、風で飛来してきます。
発芽は、4月ころ
開花は、5-6月ころ
世界最強の雑草
チガヤは、「地下茎」と呼ばれる根のような器官を地中に伸ばし、広がった先でまた芽を出します。
非常に繁殖力が強いことから「世界最強の雑草」とも言われています。
駆除
「チガヤ」は、除草剤(サンフーロン等)を散布することで駆除できます。
その際、「地下茎」まで完全に駆除しなければ、なかなか根絶することができません。
また、チガヤは繁殖力が強いため、増えてしまってからの刈り取り駆除するのは大変です。
そのため、芽が出はじめる4月ごろから開花前までに、刈り取り駆除をすることがポイントといえるでしょう。
屋上緑化建物は、4月に屋上の確認を!
この「地下茎」の先は固く尖っており、屋上緑化に使用される防水層を突き抜けて、建物の中に漏水を引き起こす事がしばしばあります。
建物に屋上緑化を設置されている方は、屋上に上がっていただき、「チガヤ」が繁殖していないかを確認してみてください。
特に粗放緑化をされている建物は、要注意です。
先にも申し上げた通り「チガヤ」の駆除は、5月の開花前がベストですよ!
屋上緑化の魅力
ノボタン防水は、その最大の魅力“長期耐久性”ですから、『屋上緑化』が大得意です。
屋上緑化の魅力を少しご紹介させてください。
機能面のメリット
断熱効果
夏は涼しく、冬は暖かくなりますから、省エネになります。
昨今の社会情勢からも光熱費の節約ニーズは高まっていますね。
建物の保守効果
激しい太陽光、風雨から、建物を守ります。
CO2削減効果
植物の持つ空気清浄効果で、CO2削減につながりますし、大気汚染防止にもなります。
補助金
自治体により、各種補助金制度があります。
職場環境、住環境のメリット
・企業のイメージアップに(環境への積極的な取り組みとして)
・労働者の福利厚生に(リフレッシュエリアに)
・家族の憩いの場に(お子さんの教育にも)
・家庭菜園で、趣味を満喫
ノボタンに聞いてください
「屋上緑化防水のご計画」及び現在設置してある「屋上緑化のメンテナンス」についていつでもご相談ください。